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「御領内曠野開墾」

移住奨励の制度って開拓使以前にもあったのですね。
知らなかった!!

領内開拓の奨励
 蝦夷地内の狭少になった領地内で藩財政の増収を期待する途は、内地領地と併せて領内の農業開発による増収を図るより方法がなかった。松前藩の領有地のなかでは、全く未開で、開発可能な農地は、知内川流域、天の川流域、厚沢部川流域に約二千町歩余があり、これを開発することによって優に三万石の生産が可能になることもあって、藩としても真剣に農業開発を検討せざるを得なかった。
 藩は安政六年三月七日田崎忠純を開墾事務主理として、農業開発の調査と計画を推進することになった。同年六月二十八日には家老下国季定と勘定奉行摂行の田崎忠純が東西各村を巡視し、開拓入植適地の調査を行っている。これらの調査を踏まえ、万延元(1860)年四月三日次のような開墾奨励の布令を出した。
 御領内曠野開墾之儀被仰出候処、江差付在々并厚沢部・館・宇津良(鶉)辺相応之田地相成、就而は東在知内曠野之儀も御取ひらき被成候旨被仰出、尤当年之処は先ハキチヤよりチラチラ迄八丁程之間、為地所割渡居小家取建、夫食・農具等を別紙之通御手当被成下住居致候積り、猶田地共開作之年より五ヶ年之間作徳ニ而夫役等を右年限中は御差免被成下候条、余得其意農業心掛之ものは聊無遠慮可申出候、右之趣市中在々無洩可被相觸候、猶端々住居之もの江は町役・村役共より篤と申聞候様可被取計候、地所は千七百坪余 但表口凡廿五間 奥行凡七拾間 
居小家 壱軒 但 梁間弐間・桁四間、丸木柱掘立茅葺、外廻草囲
農具(唐鍬、鋤、鎌、鐇、鍬各一挺)開田の後は、摺臼や、唐箕も渡す
一引移り候月から一八か月間、夫食として男壱人ニ付玄米一舛、女壱人ニ付き同七合五勺、味噌廿匁、五~十四歳迄之男女壱人ニ付玄米四合、味噌十匁、被下候事
一引越之節為御手当壱軒に付金壱両、途中止宿賄并家財為運送継馬五疋被下候事
と農業入植者については、屋敷地及家屋八坪、農具を下附、夫食として一八ヶ月間米味噌を与え、さらに五か年間は作徳として公課を徴収せず、また夫役も一切行わないという条件を付して、農業入植者の公募をおこなっている。
『松前町史』
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